総合監理にもその監理を行うための技術として5つ定義されているとのこと
経済性管理
人的資源管理
情報管理
安全管理
社会環境管理
この辺りの項目、キーワードはITスキルのITSSにも通じるものがあります。
ITSSはITの職種別に、スキル標準などが決められているのですが、そのレベルは1から7まであります。
1は入門したて、5が企業内でトップレベル、6が国内トップ、7が世界トップレベルと細かく分けられていて、レベルごとに、これだけのスキルが必要とまとめられています。
ITSSスキルレベルも総合監理のこの、管理技術と同様な項目が存在していますので、ITに限らず共通の技術なのでしょう。
話を戻すと、この5つの項目は全て、チームとして何かを行う時に必要となる項目であり、
経済性は、人を使うからには予算やものが必要になるので重要とうことであり、人的資源管理は、人がいないとなにもできないと言うことにつながります。
いわゆる、人、モノ、金というキーワードとそのまま繋がります。
最近では、人、モノ、金、情報と、情報が付け加えられることが多いのですが、それが、情報管理という項目につながるのでしょう。ちょっとちがうか?
情報管理とは、内部的な情報と外部的な情報の2つあるのですが、コミュニケーション管理など、チーム内での情報共有や、外部、すなわちコンペティターなどの動向などの情報が含まれると思います。
特に、最近では、技術の進歩が非常に早いので情報は非常に大事になってきています。
もしかするとお金よりも大事かもしれません。
あとは、安全性監理。情報系だとあまり安全性は重要ではないかもしれませんが、技術分野によっては一番大事な部門もあると思います。やはり人があっての技術ですから。
最後は、社会環境監理。これは一番後回しにされる傾向があるとは思いますが、昨今の時代、環境には配慮する必要があります。
先日JISTAのSDGsを題材にしたシミュレーションゲームがあったのですが、やはり環境がおざなりにされると言う結果になったことが記憶に新しいです。
技術に携わる人は、大抵企業に属しているでしょうから、企業全体としてのCSRも含めて管理していく必要があるでしょう。